東日本大震災の発生を受け、2011年前半は多くのイベントが自粛された。震災から半年以上が経過し、自粛ムードはどのように変化しているのだろうか。東京または大阪に住む20歳以上の男女に、昨年のクリスマス20+ 件や今年の正月に行ったイベントと今後の予定を聞いたところ、すべての項目で予定が昨年実施を上回っていることが、クロス・マーケティングの調査で分かった。
例えば「神社・仏閣などへの参拝」(昨年35.4%、今年56.8%)を行った人は、昨年は3割ほどにとどまったが、今年は半数以上の人が参拝する予定だ。このほか「クリスマスプレゼントを贈った・もしくはもらった」(33.0%、49.5%)、「どこかの家・店に家族・親類で集まる」(29.4%、45.8%)、「クリスマスイルミネーションなど、クリスマスイベントの見学」(12.2%、23.0%)などを行う人が大幅に増えそうだ。
年代別にみると「どこかの家・店で友人・知人で集まる」「クリスマス20+ 件デート」は年代が低くなるほど割合が高くなる傾向がうかがえた。